筋電でコントロールするMYOが開く新しい未来を見たい。

最近は昔ながらのマウスや十字キーに変わって新しいコントローラが百花繚乱。
例えば、テーブル等に設置された二つのモーションセンサで立体的に対象を捉えるKinnectやPS Move。
最近はLeapなんていうさらに細かく対象の動きを捕捉できるコントローラも出てきた。

MYOはそれらと一線を画す、センサーを設置する必要が無い、ウェアラブルなコントローラだ。
動画を見れば、その威力が一目瞭然になる。

もちろん、この動画ははめ込み合成だと思われる。しかし、MYOが製品化されれば、このような世界は実現可能になる。

センサーの設置が必要ない秘密は、MYOは腕の筋電、すなわち筋肉を動かすときに発生する微弱な電流を読み取り、腕の動作を認識する。
これならば、センサーを別途設置する必要も無いし、屋外でも気にせず使える。先ほどの動画にあるように、屋外でラジコンヘリを操作するにも使用できるというである。

また、筋電を読み取るという方法ならば(精度は不明ではあるが)各指の動きや関節の曲げ具合も分かる。
今までのコントローラでは映像を経由するために指の細かい動き等を認識する事が難しかったが、MYOは筋電によりそれを克服する事が可能になったわけだ。

MYOは現在プレオーダー受付中。価格は$149。
対応するOSはWindows/OSX/iOS/Androidを予定している。APIが公開されるので、その他のOSでも使用できるかもしれない。

https://getmyo.com/